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誰も間違っていないのに、
情報が壊れる。

会議やプロジェクトで起きる、妙にうまくいかないことを書いています。犯人はたいてい、どこにもいません。

仕様書どおりに作って、確認も通ったのに「これじゃない」と言われた

仕様書のとおりに作り、先方との確認も 4 回通した画面を、実際に使う人に見てもらったら「思っていたのと違う」と言われました。誰かが手を抜いたわけではないのに、3 ヶ月だれも気づかなかった話です。

文字起こしをきれいにしたら、5 分ぶんの発言が消えた

同じ文の繰り返しを消すフィルタを書いたら、記録は読みやすくなりました。あとから、消えていたのが繰り返しではなく本当の発言だったと分かった話です。

「終わりました」が、別の仕事に刺さっていた

朝会の完了報告を機械に拾わせたら、88% が関係のない項目に貼られていました。報告はどれも本物で、貼られた先だけが違いました。人が同じことをしていないかを考えた話です。

決まったことは残るのに、なぜ決めたかは残らない

議事録に結論はある。なのに数ヶ月後、なぜそう決めたかを誰も答えられない。理由が落ちる構造と、よくある対処がなぜ効かないのか、そして本当に必要だったものについて。

「それ、先週変わったよ」の一言で、機能がまるごと消えた

仕様書はあるのに、いまの仕様を知っている人が誰もいない。10 人くらいのプロジェクトで実装を担当していたときに起きたことと、そのあと分かったこと。

音声認識を良くしたら、成績が下がった

文字起こしを直したら、そこから項目を拾う側の点数が落ちました。抽出は壊れていなくて、採点する側が言い回しを採点していた話です。二ヶ月後、同じ穴が隣に残っていました。