受託開発・フリーランス PM
案件を並行して持つと、最初に失われるのは決めた理由のほうです。結論は議事録に残っても、却下した案と前提は残りません。数ヶ月後に効いてくるのは、いつも後者です。
「この仕様、なんで B 案じゃなく A 案にしたんだっけ?」
結論は議事録にある。却下した理由と当時の前提が残っていないので、同じ議論をもう一度することになる。
「そんな話、しましたっけ」
要約に書いてあっても、実際の発言に遡れないと確認にならない。だから自分の記録を信用しきれない。
「この案件、いま何が未決だったか」
会議ごとにファイルが分かれていて、案件をまたいだ「いま残っているもの」を横断で見られない。
決定に、判定の理由と根拠の発言が付く
抽出された決定には「なぜそう判定したか」と、根拠になった実際の発言が発言時刻ごと付きます。押せばその発言まで戻れるので、記憶ではなく記録で答えられます。
会議ではなく、案件に溜まる
話題ごとの分布マップに、承認した決定と未解決のリスクが並びます。会議をまたいで前の決定が置き換わったことも追えるので、「いまの正」がどれかが分かります。
承認したものだけが残る
抽出結果は保留の状態で届きます。確信度が高くても自動では入りません。タイトル・担当・期限は承認の前に直せます。
溜まった記録に質問できる
「この仕様はいつ決まったか」と聞けば、根拠の発言を引いて答えます。案件の立ち上がりに前回までの経緯を読み直す時間が要らなくなります。
打ち合わせの多くがオンラインなら、相手の声まで録れるのは macOS 版のデスクトップアプリです。Windows やブラウザだけの方は、会議ツールが書き出した録音ファイルのアップロードか、チャット・議事メモのテキスト貼り付けから始められます。どちらの経路でも、決定・タスク・リスクの抽出は同じように動きます。
いまは 1 人で使う道具です。クライアントとチームで共有する機能はまだありません (書き出して渡す形になります)。